3.知りたい情報はインターネットで

【資料編】インターネットが優れている点とは?

3.知りたい情報はインターネットで

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インターネットとは

1)インターネットで世界中のコンピュータがつながる

 インターネットとは、全世界にあるコンピュータのネットワークを共通のルールを使うことで、お互いをつなげたネットワークのネットワークのことです。形からよくクモの巣に例えられます。現代社会はこのおかげで世界中のコンピュータが分け隔てなくつながっている状態になってきました。

 この、インターネットにつながってるコンピュータを使って、いわゆるホームページやそこでのリンクなどで情報を公開したり共有したりできるしくみが、ワールドワイドウェブ(World-Wide Web)です。これは、Web などと略されますが、この意味は英語でクモの巣です。このしくみがあるために、私たちは自分のコンピュータから世界中の他のコンピュータ上にある情報へアクセスすることが可能になっています。

2)インターネットがほかのメディアと比べて優れている点

 このインターネットが広く普及したわけですが、それには理由があります。それが従来のメディアに比べていくつか優れた点をみてみましょう。
(1) 24時間いつでも最新の情報を得やすい
 まず、情報の即時性についてです。これは2つの意味が考えられますが、1つ目として、インターネットは欲しい時に欲しい情報がすぐに得られる情報源であるということです。私たちは、インターネットに接続すれば24時間いつでも情報を得ることができます。予期せぬ事態に遭遇し、今すぐ情報が欲しいと思った時に、新聞やテレビではすぐに得たい情報は得られないでしょう。

 また、もう1つの意味合いとして、インターネットを利用すると最新の情報が得られやすいというメリットもあります。インターネット上の情報は、公開の状態にありながら常に更新することができます。新聞やテレビは情報が発信された後に更新されることはありませんが、インターネットでは絶えず情報が更新されているので、利用者は新しいものが入手できるのです。もっとも、インターネット上には古い情報がそのまま放置されていることもありますので、使う側が、その情報がいつ更新されたものなのかを意識して使う必要があります。

(2) 欲しい情報を検索することができる
 次に、検索機能が発達していることです。インターネット上では、キーワードで検索するとそれに関連した情報を簡単に閲覧することができます。過去の新聞の山をひっくり返して情報を探すということをせずに済み、自分が欲しい情報を得ることができるでしょう。代表的な検索サイトであるグーグル(Google)やヤフー(Yahoo!)は、キーワードを入れると、該当するページの一覧が並び、そこから情報にアクセスすることができます。グーグルで何か調べる行為のことを「ググる」と言ったりしますが、辞書の代わりのように、分からないことはすぐにインターネットで検索して情報を得るということが一般的になりつつあります。
(3) リンク先に飛ぶことで、情報が芋づる式につながる
 加えて、インターネット上の情報の強みとして、"リンク先"を持っているということがあります。このリンク機能のおかげで、ひとつの情報は複数の情報源と繋がっており、芋づる式にそれをたどっていくことができます。そうすることで、思っていなかったところで欲しかった情報が見つかったり、さらにより詳しい情報を得られたり、情報を比較検討してより適当な情報を選択することができるでしょう。

3)ITからICTへ

 このような、インターネットの技術のことを、IT(Information technology)と呼んできました。日本でも、90年代後半から「IT革命」という言葉が広く使われましたが、海外ではどちらかというと、ICT(Information communication technology)が使われることが一般的になってきました。それは、この技術がコミュニケーションの道具として利用されていることに由来します。日本政府が情報技術に関する国際競争力を高める目的で発進している「ICT政策大綱」[1]も、2004年にIT大綱からICT大綱へ変更されました。

 このITからICTへの変化は、そのインターネットの持つコミュニケーションの役割が高まっていることを表しています。確かにいつでも最新の欲しい情報を次々と探せます。しかし、それだけでなく、人とメールできたり、掲示板で情報を交換したり共有したり、質問したり回答したり、日記を公開しあったり、お店や商品の評価を言いあったりと、コミュニケーションが多くできるようになってきています。

(瀬戸山陽子、中山和弘)


文献
[1]総務省.ICT対策大綱.nanonet(オンライン),入手先
〈http://www.nanonet.go.jp/japanese/info/policy.html?org=2050〉.(参照2008/03/16)

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コメント

こんにちは、ジャイアンです。
インターネットが他のメディアと比して優れている点として、「(1) 24時間いつでも最新の情報を得やすい」という情報の即時性、「(2) 欲しい情報を検索することができる」という情報の入手可能性、「(3) リンク先に飛ぶことで、情報が芋づる式につながる」という情報の網羅性の3点を挙げておられましたが、非常に納得できました。

ところで、上記の3点以外にインターネットのもつアドバンテージとして特筆すべきことに、「必要な情報、不必要な情報、正しい情報、間違った情報を日々取捨選択することで情報全般の取扱いを学べる」という情報リテラシーの学習可能性があるのではないかと、当方愚考いたしました。
というのも、新聞、テレビ、ラジオといった既存の大手メディアにおいて情報の流通は1対多の関係にあるわけですが、インターネットにおけるそれは多対多の関係にあるからです。
同じ件に関する情報が横へ横へあまたに存在する事態は、必然的にあるひとつの情報がもつ価値としての重みを軽め、真偽の切迫感を薄める。
どの情報が自分にとって必要な情報なのか、どの情報を自分は「正しい」情報として認識するのか、という取捨選択を人は毎次毎次迫られることになります。
いわば、インターネットという情報の大海を日常的に遊泳し続けることで、「情報リテラシーの水練」が可能となるのです。

例えば、のちに捏造が発覚した「発掘!あるある大事典」における納豆ダイエットの特集にしても、テレビで見ていればその情報の一方向性ゆえリアリティをもって迫って来ますが、もし仮にニコニコ動画で鑑賞していればそのノイジーなコメント欄ゆえリアリティの含有率は相対的に低下するのではないでしょうか。

ジャイアン 2011年5月17日02:31

ジャイアンさま

とても分かりやすいコメントをありがとうございます。確かに、双方向性があり多対多でコミュニケーションをとることができるインターネット上では、自分がそこを漂ううちに色々考えて取捨選択をすることで情報リテラシーが磨かれるという点があると思います。それは逆を言うと、信頼性の低い役立たない情報は、批判されながら淘汰されていくということなのかもしれません。また、その点、Web1.0時代に対してWeb2.0時代では、情報の信頼性を見極める際、「他者がどのように評価しているか」が参考になる…とも言われています。(参考サイト(英語)です。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17911699)

ただそうすると、情報リテラシーはウェブ上を漂っていれば自然に誰でも磨かれるものなのか、何かやっぱり情報を見極めるポイントを知っていたりスキルなりが必要なのか…が、興味が出てきますね。

考えるきっかけを有難うございます。今後ともよろしくお願いします。

瀬戸山陽子 2011年5月17日10:23

こんにちは井上 均といいます。家で毎日3時間位はインターネットをやっています。知識欲が旺盛な自分としてはこれ程楽しく便利なツールは無いと思っています。「インターネットが優れている点とは?」を読ませて頂いてあらためてネットとの付き合い方を含めてその可能性の拡がりを認識させられました。他のメディアと違って①欲しいときに欲しい情報が得られるということ。②辞書代わりに情報を検索できること③リンク機能の
おかげでひとつの情報から芋づる式にそれをたどっていくことができること。上記の①②③については意識してネットを使っていたと思うのですが、私にはictの視点が足りなかった様に思います。コミュニケーションの道具としてブログなどにコメントしたり掲示板などで情報を交換したり質問したり回答したりという今までのある意味情報をただ受動的にただ受けているだけではなく、殻を破って能動的に他者とコミュニケートしてみることをネット上でやってみる使い方に一歩踏み出してみようと思わされました。

井上 均 2011年5月24日11:32

インターネットはたくさんの可能性を秘めているといつも感じています。文字情報だけでなく、音や画像、動画などのマルチメディアなどと連携を取ることで、とても優れた資料として日頃役立っています。また、情報が常日頃更新されていくのも、他のメディアとは違う特徴であると感じています。Web2.0が提唱されてからは、これらのメディアが双方向性を持ち始め、今では多くの人が情報を発信する側になり、本当にたくさんの情報がリアルタイムに飛び交うようになりました。ですが、同時に誤った情報や混乱させる情報も増えたことで、如何にして信憑性の高い情報を得るかが大きな課題となっています。
先日の震災時においても、携帯電話を含む電話回線がまともに使えなくなりましたが、インターネットは普通に使うことが出来、多くの人がインターネットを使って様々な情報を交換し合っていました。インターネットは現代人にとって、すでに無くてはならない道具になっていると感じています。ですので、その便利な道具を正しく使うためのスキルを研究し学んでいくことが必要であると考えています。

ゆういち 2011年6月 4日20:27

インターネットの特徴にいつでもどこでも検索して情報を得られるということがありますが、古い情報や管理されずに放置された情報があることを今回思い出させていただきました。誰にでも情報発信が出来る分、インターネットに慣れていない人やその状況に関わりがなくなった人は、作ったページを放置してしまうことがあります。利用者によってはそれを最新の情報だと思い込んでしまう可能性は十分にあり得ると思います。更新日の確認の大切さを学びました。

りんご 2013年3月29日16:43

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