3.知りたい情報はインターネットで

インターネットを使って健康になれる?

3.知りたい情報はインターネットで

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 ここでは、まず、インターネットを使っている人のほうが健康になっているという研究結果を紹介します。そして、それがどうしてなのかということについて、最近のインターネットの動向から、考えてみます。また、みなさんがインターネットをよりよく活用するためにはどうしたらいいかについて、考えていきたいと思います。

1. インターネットを使っている人のほうが健康になる?

 信頼できるエビデンスナラティブについての情報がインターネットに多くあります。あるからといって、それを利用すれば、健康になるのでしょうか。

1)インターネットの利用と健康の関係に関する研究

 ヨーロッパで行われた1万人以上の大規模なデータの分析では、、個人的な目的でインターネットをよく利用している人のほうが、「自分が健康である」という意識が高かったと報告されています[1]。また、この研究では、インターネットをよく利用している人は、人からサポートされることが多かったともいっています。その内容は、より多くの友人、家族、同僚と会ったり、何でも相談できたり、ほかの人より人づきあいなどのコミュニケーションが多いというものです。そして、そのような付き合いの多い人は自分が健康であると思っていたのです。

では、病気を持つ患者についてはどうでしょう。アイゼンバックという研究者は、医療情報サイトからの情報や、メールやネット上のコミュニティでのコミュニケーションが、がん患者の健康状態に影響すると述べています[2]。これらによって情報や知識が増えるので、自信が持てるようになり、医師に適切な質問ができるといいます。医師とメールができれば、さらに医師とのコミュニケーションが増えます。そして、医師とともに情報に基づいた意思決定が行えて、納得した形で療養生活が送れます。また、コミュニティからのサポートは、孤独感を解消し、ストレス軽減などの様々な心理的効果が得られます。こうして、結果的に健康状態に良い影響を与えるとしています 。

 いくつかの研究でも、特定の病気を持った患者さんが集うネットのコミュニティで、参加者が書き込みをし合うことを通じて、サポートのやり取りをしていることが示されています [3,4]。そのサポートのやり取りにはどんな意義があるかというと、参加者の間に厚い信頼が芽生えていること[5]や、参加者が様々な力を得ている[4]ことが明らかになっています。

 このような健康と関連しているような人間関係におけるサポートをソーシャルサポートと呼びます。つらい出来事があっても、ストレスと感じにくくしたり、ストレスを感じた時でもそれに対処しやすくして、健康を守るといわれています。そして、ここで紹介した研究からは、ネット利用→情報→よりよい意思決定→健康という流れがあるだけでなく、ネット利用→ソーシャルサポート→健康というもう一つの流れあることを示しているわけです。  

2. インターネットを使っている人のほうが健康になる理由は?

 つぎに、インターネットの利用がソーシャルサポートを増加させているということに関連して、ソーシャルメディアによるインターネット上の進化について述べていきたいと思います。

1)誰もが参加できるソーシャルメディア

 従来、Webにおいては情報の流れは一方向的でした。ホームページを作って情報を流すのは、大きな組織かWebに詳しい個人が中心でした。発信者は情報を発信したまま、受け手である多くの人は必要な情報を受身的に探すだけで、情報の送り手と受け手が固定されている状態でした。

 それに対して、2000年ごろから、インターネット上に、誰でも簡単に情報を発信することができるようなしくみが出てきました。この時期に使われ始めたものとしては、ブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス、現在ではFacebook、Twitter、LINEなど)、Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋、OKWaveなど)、評価サイト(価格コムなど)などがあります。これらは、誰もがコメントを書き込める機能があります。従来情報の受け手であった人々が、発信者から出された情報に対してコメントを付けたり、発信者がそのコメントに対してさらに答えたりと、情報の「やり取り」が行われるようになったという点です。つまり、インターネット上で相互作用が行われるようになったのです。これらは、現在、ソーシャルメディアと呼ばれます。

 今やブログやSNSを用いれば、誰でも見栄えのいい自分のページをインターネット上に持つことができ、手軽に情報発信を行えます。そして、それを見た人が、発信されたものに対して直接書き込みを行うことも簡単です。また、他の人の書き込みにさらにコメントをつけたり、複数の人たちのやり取りを参考にしたりすることもできるようになりました。このように、ソーシャルメディアでは、情報の利用者が、発信された情報に対して直接的に意見を述べることができ、その場に参加することができるという意味で、「利用者(ユーザー)参加型」[6]メディアと言われています。

2)ソーシャルメディアが普及したのは、ナラティブな情報が欲しいから?

 ソーシャルメディアが広く普及したのはなぜでしょうか。情報発信したい、自分の情報を残しておきたいという思いがある人は、誰でも参加可能というのもあります。しかし、それだけでは一方向になってしまいます。自分が得た情報を発信し、それに対する自分の評価や受け止めに対して、ほかの人からの評価やコメントがもらえればという思いがそこにはあります。

 例えば、ある商品を買う際、その商品の評価サイトがよく利用されるようになりました。そこには、その商品の価格や機能という固定された情報が掲載されていると同時に、その商品を実際買った人の評価が星印で載せられていたり、コメントが寄せられていたりします。この商品を買おうか迷っている人にとって、実際に使ってみた人の意見や感想は大いに参考になるのではないでしょうか。これはその人が過去の経験を通して新しいものについてどのように語るのかであり、ナラティブな情報といえるでしょう。

 これは、情報を手に入れても、自分だけですぐにうまく利用できるわけではないということを表していると思います。自分が得た情報は、様々な価値観を持つ人に解釈され、語られることによって、自分にとっての価値がより明確になります。そして、その価値に基づいて意思決定に使えるようになるのではないでしょうか。

3)保健医療の分野でのソーシャルメディアのナラティブ情報

 ソーシャルメディアの使い方は、保健医療分野においても広く普及しています。例としては、同じ病気を抱えた人が集う患者コミュニティや、Q&Aサイトでの病気や健康に関する質問と回答、自分の闘病記をブログで綴ること、病院を評価するサイトなどがあります。これらは誰もが参加できるソーシャルメディアということができます。患者コミュニティなどソーシャルメディアに書き込みを行えば、経験者やその家族などが、自分の経験を教えてくれたり、家族としてのアドバイスをくれるでしょう。また、医療者が閲覧しているサイトでは、書きこまれた内容について医療者としてどう思うか、どうしたほうがいいと思うか、コメントをくれる場合もあります。

 今、主治医から、ある治療法と治療成績に関する過去のデータを提示されたとします。この情報はエビデンスに基づいた情報です。これだけで意思決定できればいいのですが、それはなかなか難しいことです。重大な選択であれば、家族はどれがいいと思うのか、他の人が治療法をどのような価値で選んでいるのか、治療を受けた人はどのような状態になってどう思っているのかを知りたくなるでしょう。「エビデンス」情報に対して、個人の経験はどうであったか、何を感じたかという生の声、「ナラティブ」情報が追加されます。つまりインターネット上で、エビデンス情報とナラティブ情報のやり取りが行われているのです。

4)インターネット上でコミュニティを作るのは私たち

 日本では欧米と比較すると、インターネットに対する信頼度が低いと言われています。いまだに、誰でも書き込めるインターネット上の掲示板などのコミュニティは、誹謗中傷やウソの情報ばかりが横行している良くないものだと思っている人がいるかもしれません。確かに、嘘のエビデンスや、商品を売るための偽物の経験談としてのナラティブもあるかもしれません。

 しかし、SNSでも、様々な健康・医療関係のコミュニティが作られ、その中で情報やサポートのやり取りがなされていることが、実際に閲覧してみると分かります。また、健康関連の質問も多いQ&AサイトのOKWaveやYahoo!知恵袋では、治療法選択で迷っている人からの書き込みに対して、様々な立場からコメントがされていて、サポートのやり取りが行われている様子が見て取れるでしょう。

 今やソーシャルメディアの時代になって、その世界をどのようにするのかは、ますますその利用者にかかっています。嘘や偽物を見抜く目を持ったり、確かな目を持つ人を見つけたり、みんなで助け合えるのがコミュニティで、インターネットはコミュニティそのものです。

3. インターネットと情報格差、健康格差

1)情報活用ができれば健康になれるなら、できないと健康になれない

 インターネットが活用できることは、健康になることにとって重要な要素であると言えそうです。 しかしこれは逆に言うと、活用ができないと、健康になれないということではないでしょうか。

 情報が得られる人と得られない人がいるとすれば、それは情報格差です。そして、情報格差は健康格差を生みだす可能性があります。健康格差の要因には、国の間であれば一人当たりのGDPなど、よく経済格差があげられます。しかし、経済格差は情報格差を通して、健康格差につながるという現象は、無視できない社会問題になりつつあります。WHO(世界保健機関)も国や地域の健康格差は情報格差で起こっていることを指摘し、それを埋めるべく情報通信技術(ICT)の活用を訴えています。

 では、どのようにしたら、情報格差は解消することができるのでしょうか。

2)インターネットへの接続だけでは不十分

 総務省の「平成27年通信利用動向調査」 によると、インターネットの利用者は1 億 46 万人で、普及率83%です。年齢別の利用率では、中学生から40代までは95%以上で、50代で91%、60代で4人に3人、70代で2人に1人となっています。60代以上で利用率が低くなっていますが、とくに60代、70代で増加してきている状況です。

 この結果からは、とくに世代差が大きいと見ることができます。これも、将来的には普及率は95%以上になるでしょうが、現状では何が課題でしょうか。確かに、パソコンや携帯を高齢になってから使うことにチャレンジしている人もためらう人もいるでしょう。確かに、自分で接続することも便利なことです。しかし、健康情報を得るためには、接続している人でしかもそこから情報を探して活用できる人、すなわちヘルスリテラシーを身に付けた人でなくてはなりません。接続していてもそうでない人はいます。したがって、問題はそのような人になるか、そうでなければそのような人が身近にいていつでも聞けるかです。

 現在、高齢者は一人暮らし世帯や夫婦世帯が増加しています。そういう意味でも、ネットワークが重要な意味を持ってきています。ヘルスリテラシーのある人が増えて、その人と結びついていくことが必要です。情報格差の解消にとっては結局は人と人との結びつきが大切と言えそうです。

 誰でもインターネットを使える社会という方向もありますが、誰でもヘルスリテラシーのある人と結びついている社会を作り上げることが求められます。

3)高齢者や障がい者のバリアを取り除く

 また、インターネットに接続できても、それがいくらヘルスリテラシーの高い人であっても、サイトに壁があれば話は別です。年をとってきて、小さい文字が見づらい時に、画面の文字が小さ過ぎて、大きくしようにもそうできない場合はどうでしょう。また、視覚に障がいのある人は、多くの人は画面の文字を順番に音声で読み上げてくれるソフトを使います。もしくは、自動的に点字に変換されて出力されるソフトを用いることもできます。しかし、文章がなくて写真や図の説明しかない場合はどうしようもありません。視覚的にわかりやすくと思ったはずですが、文字の情報も同時に必要なのです。同じく、色覚異常の人も色だけで区別して説明してあっても困ります。また、聴覚に障がいのある人の場合は、音声だけとか、ビデオでも画像と音声だけ文字がない場合は、内容を知ることができません。

 情報がそもそも手に入るのか、アクセスできるのか、門前払いになっていないか、という問題です。このように、高齢者でも障がい者でも、誰でも情報を入手できるような状態になっていることを、「アクセシビリティ」と言います。このアクセシビリティを整えることは、情報発信側が必ず配慮すべき事柄です。とくに身近な地域の情報を発信する行政では、情報格差が生じないようによく気をつけておくべきことでしょう。

4)誰もが情報を見つけやすいサイト

 さらに、利用する人がより「使いやすい」ようになっていることを「ユーザビリティ」と言います。これは例えば、サイト全体でどこに何があるのかがわかりやすくなっている、更新された新しい情報がすぐにわかる、検索用の入力欄が目立つ場所にある、リンクが見やすい、リンク切れがない、誰が作成しているサイトかすぐわかることなどがあります。

 これらのアクセシビリティとユーザビリティはあまり厳密に区別されているものではなく、基本的には誰にも使いやすいことを示しているといえます。詳しくは、世界共通のガイドラインも発行されているます。W3C「ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン」や、eふぉーらむ「ウェブ・ユーザビリティ・ガイドライン」などをご覧ください。

 

5)信頼できるサイトに出会えること

 インターネットは賢く使わないと、かえって混乱したり不安になったりする健康被害をもたらす可能性があるものです。ただ使えると言うのでは不十分で、その特徴を知って、信頼できる情報の探し方について理解して使うことが求められるメディアです。自分でハンドルを握っているドライバーと同じだというはなしもあります。交通ルールやマナーを守るように、インターネットでのエチケットをネチケットといいますが、それを守ることも必要です。ただ、安全運転でも目的地がきちんとないとさまようばかりです。

 そもそもたどり着くべき信頼できるサイトがなくてはなりません。そのようなサイトを見極める方法については、いろいろな指針や手引きがでています。わかりやすく簡単なものとしては、インターネット上の保健医療情報の見方を見てみてください。最後のリンクも参考になります。

 みなさんは健康情報を探すときにどのような方法を使いますか。病名や症状をキーワードとして、GoogleやYahoo!などで検索することが多いかと思います。検索してヒットしたものを1ページ目から見ていくと思います。2ページ、3ページぐらいまででしょうか。しかし、この出てくる順番は何によって決まっているのでしょうか。信頼できる順ならよいのですが、必ずしもそうでないのが現状です。検索サイトによっては、お金を払っている額がものをいう場合も考えられます。また、検索サイトで上位に出るようにしてくれる会社はたくさんあって、そこにお金を使っているかでも違います。そうして上位に出るようになると、多く見られることになるので、またさらに上位になるというしくみです。

 実際に、キーワード検索では、商業目的のサイトが出やすいのが現状です。信頼できる情報を出しているところがあっても、後ろのほうにしか出ない場合があります。その点、英語で検索すると、アメリカの厚生省や関連の研究所、国立医学図書館などが上位にあがります。市民向けの情報もたくさんあって、信頼できる情報をわかりやすく使えるための研究に基づいたサイトもあります。

 したがって、英語がわかる人であればよいですが、そういう人が身近にいると心強い味方になります。日本のサイトでは、やはり国公立のサイトや大学のサイトが信頼ができると考えて、あまり表示順を気にしないほうがいいと思います。また、そのようなところでリンクしてあるところも信頼性が高いと考えられます。

 手掛かりとして、次のリンクを紹介しておきます。ご参考までに。

5)信頼できる人に出会えること

 また、信頼できる人、ヘルスリテラシーの高い人が運営しているサイトや、ブログやSNS、twitterなどはどのように探したらよいでしょう。ここでも、インターネット上の保健医療情報の見方と共通する点が多くあります。ブログなどは、ソーシャルメディア時代の道具ですから、その人が他の人とどのようなやり取りをしているかも判断材料です。また、こちらから何でも書きこめます。質問や意見などをすることで、コミュニケーションをとるのも一つです。場合によっては、実際に会ってみることもいいかもしれません。問題はやはり、商品を売ろうとする人、お金もうけのために書いている人には基本的に注意が必要でしょう。

(瀬戸山陽子、中山和弘、宇城 令) 更新日2017年1月19日


文献
[1] Wangberg S.C. et al, Relations between Internet use, socio-economic status (SES), social support and subjective health. Health Promotion International, 23(1), 70-77, 2007

[2] Eysenbach G:The Impact of the Internet on Cancer Outcome. A Cancer Journal for Clinicians. 53. 356-371. 2003
[3]Coulson, N. S., Buchanan, H., & Aubeeluck, A. (2007). Social support in cyberspace: A content analysis of communication within a huntington's disease online support group. Patient Education and Counseling, 68(2), 173-178.

[4]Coulson, N. S. (2005). Receiving social support online: An analysis of a computer-mediated support group for individuals living with irritable bowel syndrome. Cyberpsychology & Behavior, 8(6), 580-584.

[5]Radin, P. (2006). "To me, it's my life": Medical communication, trust, and activism in cyberspace. Social Science & Medicine, 62(3), 591-601.

[6]Sharf, B. F. (1997). Communicating breast cancer on-line: Support and empowerment on the internet. Women & Health, 26(1), 65-84.


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コメント

いろいろ調べて、見つけました。とてもきれいなサイトですね~。

やまもとのりこ 2011年4月21日14:30

ありがとうございます。たくさん記事があるので、ご意見や感想のコメントをお待ちしています。

中山和弘 2011年4月23日10:18

ーネットを使っている人の方が健康になれるー 魅力的なタイトルにつられて読み進んでしまいました。ツールは何であれコミュニケーション能力が健康を左右するのですね。関連リンクが多く参考になります。

二つのギター 2011年5月20日11:50

3月11日以降の原発福島のマスコミ報道を見ていると何も根拠を説明せずに放射性物質からの影響について、食べ物が安全で風評被害は止めましょうと言っています。被爆には内部被爆と外部被爆があって、大気の放射線量がでていますが、私のところの住んでいる世田谷区は東京でもっとも放射性物質が多く堆積し現在でも0.15マイクロシーベルト毎時で、年間にすると2ミリシーベルト年です。それに3月15日の東京の被爆量は測定数値を政府が隠しているので正確にわかりませんがかなりあり、今後食料から入ってくる内部被爆が加算されるので、かなり注意して生活しても今年は10ミリシーベルトは東京で生活してもありそうです。なにも気にせずにマスコミの言うことを鵜呑みして福島の食料を食べると年間20ミリシーベルトはすぐに超えそうです。年間20ミリシーベルトというと病院でX線管理室の前にある立ち入り禁止マークのある部分で従事する放射線管理業務をしている人たちが年間に浴びることが許容されている限度です。福島市内が外部被爆だけで17ミリシーベルト年になってしまったので、学校の生徒許容値を年間20ミリシーベルトにまでかってに文部科学省の役人が上げたのに、NHKや従来のマスコミは、根拠、エビデンスが無いのに安全です風評ですと言っています。それに対して、批判的な目でインターネットを探すと今までの原発の問題点が分かりました。これを見ても健康になるにはマスコミのニュースは減らして批判的な目でインターネットを調べることが必要と思いました。インターネット時代になって良かったと思っています。

pluto 2011年5月21日13:40

医師に病気のことをメールで聞けるようになれば、自分自身の病気も早期に治せるようになればいいと思います。

トリコ 2011年5月29日10:15

「5)信頼できるサイトに出会えること」は、参考になりました。 確かにキーワード検索しても、商業目的が上位にきて、非営利や、個人サイトは下位になり易いと思います。 また、ここで紹介しているリンクは、分類も紹介文も分かり易くて、とても良いと思いました。 それから、「情報格差が、健康格差になっている」というのは、なるほどと思いました。インターネットがなければ、病院等の健康情報は、近所、親戚、知人、職場等の狭い範囲の情報に限られてしまう場合が多いでしょうから。 情報が多くなれば、多種多様な情報から、適切な情報を選ぶことも重要になりますが、そういったスキルを身につける機会や教育も、今後は、必要不可欠な時代になっていくかと思います。その意味でも、生涯教育は、必要と思いました。

まさまさ 2011年5月30日00:46

ネットを使える人が健康になれる?  確かに情報の宝庫ですね。 そして情報格差の問題。ことに60歳代からのインターネットの利用率の低さは、問題? ただ、利用していなくてもヘルスリテラシーをみにつけている人はいるとの事。新聞・雑誌等を良く読む人?。  高齢者の独り暮らし、夫婦所帯が増えている中で、インターネットの利用率も低いというより、私の友人たちはほとんど利用していません。   友人たちの中にも、PCスキルを身につけたくて何カ月も教室に通ってチャレンジし、挫折してしまう人が多い現状です。  ヘルスリテラシーを身に付けている人と結びついていることが、重要という考え方には、大賛成です。  健康のことばかりでなく、情報に明るい人に結びついているといううことが。今回の原発事故でその必要性を感じました。 たとえば、水道水の汚染問題。 インターネットを使えないことは、とても情報が遅かったです。

toyママ 2011年5月30日15:23

インターネットから情報収集できることのすばらしさは、常々痛感しています。 介護が必要になった高齢者と接する仕事を通じて思うことは、この恵まれた情報社会とは、まるで別の社会で行きている方々がほとんどだと云うことです。 もう少し早く、何とかしておけば良かったのに…と思える高齢者も多く、情報の不足が加齢に拍車をかけ、介護や、医療が必要になってしまいます。 皆が皆、そうではないでしょうし、私の仕事柄、健康な高齢者に会う機会が少ないから、尚更そのように感じるのでしょう。 何年後かに、手元にパソコン1台あれば、たとえ外出できなくても、バイタルチェック、安否確認、その他情報収集等等、できるようになることを切望しておりますが、高齢者のほとんどが大正末期から昭和初期時代の現在、私たちが知り得る有意義な情報を、何とか、今、ご不自由な高齢者に届けられないものかと、心を痛めます。パソコンに興味や縁のない方々にとっては、パソコンに書かれている情報をプリントアウトしても、読もうとすらしません。 まだしばらくは、インターネットから得られる情報を、平易な情報にして、伝えることを続けるしかないかと思っております。

apricot 2011年6月 5日21:27

インターネットはかなり前から利用してきましたが、今までは動画を見たり、言葉の意味を調べる程度にとどまっていました。健康情報も時に検索することはありましたが、やはり信頼性が気になっていました。今回、信頼性の高い健康情報がインターネット上でこれほどたくさん開示されていることを初めて知り、驚きました。私の周りの同年輩の人たちの中には、インターネットと無縁な人もたくさんおり、仮にインターネットをやっていても、おそらくそのほとんどが、私同様のレベルではないかと思います。ここ数年のうちに知人の何人かが亡くなりましたが、その中で一番多かったのはガンで、中でも大腸がんは目立ちます。手遅れ状態になって、初めて医療機関に駆け込んだ人がほとんどでした。もし、この方々が事前の検診により早期に発見できていたらと思うと残念でなりません。   最近では、テレビでも新聞でも健康関連の情報が多く、同年輩のものが顔を合わせると話題のトップは病気や健康のことで、その多くが薬を飲んでいます。そして、話題に上る健康によいとされる食べ物やサプリなどの多くは、テレビ番組などからの引用です。その中にはサンプル数が少なく到底エビデンスになりえないものが多いことを今回知り、テレビなどの健康関連情報には注意が必要だと感じました。 病院選びも大変です。私は、今まで三回ほど入院の経験があります。その一つは痔の手術でしたが、腕がよいとの風評で行った専門医院は、腕の良かったのは先代で、私を執刀したのは二代目で腕が悪く、結局、別の病院で再手術をしなければなりませんでした。これはまさに私の医療機関に対する情報の不正確さがもたらした失敗でした。 昨年末、前立腺肥大の手術をしました。当初は以前に生検でお世話になったかかりつけの病院で手術を予定していたのですが、直前に麻酔医がやめたためそこではできず、別の病院を紹介してもらうことになりました。候補の中には近所の病院もいくつか含まれていましたが、私には選択のための客観的判断材料は皆無で自分では決められず、結局この医療機関と提携している、少し離れた病院を紹介してもらうことになりました。医師の紹介とはいえ、初めてのところで一抹の不安がありましたが、紹介先の医師との面談で詳しい説明を聞き、信頼感を持つことができたため、そこで手術をお願いしました。 結果的にはこの選択は正解でした。事前の十分な説明と手術中のモニター画面の解説もあり、入院中も適切な対応でした。おかげさまで術後の経過も順調で、以後はPSA検査で年に一回通院するだけとなっています。ところがつい最近、近所で前立腺ガンで亡くなった方がおります。この方の例ですと、一年前に前立腺肥大の手術をし、事前の生検でも術後の摘出細胞検査でもガンはなかったのに、術後のPSA値が上昇したので検査したところ、前立腺の外側にガンがあり、すでに骨に転移して手遅れになったとのことでした。私は今回ガンもなく、術後の経過も順調で喜んでいたのですが、今後のPSA検査で問題ないことが確認されるまでは安心できないと思いました。さっそく、今回紹介されたDIPEx-Japanで、前立腺ガンの体験者の話を見ましたが、とても具体的でわかりやすく、大変参考になりました。 今までは何とか大病せずにきましたが、今年で73歳になる身にとっては、これからがまさに正念場です。親族には高血圧、糖尿病、心筋梗塞、ガンの病歴者があり、自分もこのような病気かかる可能性は大いにあります。残り少ない人生を、できれば大過なく完全燃焼できれば、これほど幸せなことはないと思います。今回、このような健康情報の存在を知ることができたことは、まさにタイムリーであったと思います。これからは周囲の人たちにも、これらの情報の存在を知ってもらい、お互いに情報リテラシーの向上により、健康増進に役立てれば、ひいては医療費削減にも寄与できるのではないかと思います。

shugen 2011年6月13日16:02

 インターネットは今や、生活の必需品になっていますが、使っている人のほうが、健康になれるという研究」があるのですね・・・  使う人と使わない人の格差もありますが、私自身、質の高い情報を得るよう考えて使っているかも疑問です。  情報格差が健康格差を生み出すとは考えませんでした。さして世代間格差が大きいことも。 大正や、昭和一桁生まれの人でパソコンを使っている人は少ないです。  今、私にできることは、ヘルスリテラシーのある人として、老人ホームなどのボランティで情報格差の解消に少しでも努力することなのではないかと思います。  また、インターネットを賢く使えるよう、これからは、複数の情報を比較し、必要な情報を自ら選び取っていく姿勢が大切だと思いました。

りんちゃん 2011年6月16日18:51

 このサイトを読み、インターネット活用の重要性を改めて認識した。  人付き合いが多かったりインターネットでコミュニケーションが多いということは、それだけ情報網や情報量が多くなり、精度の高い幅広い選択肢が得られることになる。  今までもこのようなソーシャルサポートの必要性は痛感していたが、健康上そう重大な局面に至らなかったことと、ネットを本格的に利用しなくてもそう困ることなく済んできた。しかし、加齢と共に不安材料が出始めた昨今、いざという時にいつでも、今までの自分のネットワークから飛躍し、日本・更には世界のネットワーク(小生には有り得ないが)へと幅広く介入し、正しい活用とより良い意思決定ができるよう、また、結果に納得し後悔しないよう、事前準備をしておくことの必要性を痛感した。  今や21世紀の時代。インターネットが情報社会に張り巡らされてから久しく、その普及度合いも優に成熟段階に達していると思われる今日である。今までのように家族や友人・知人に聞いたり、新聞や本、テレビの健康番組などで知識を得ることなども勿論大事だが、更に、居ながらにしていつでも瞬時に、しかも専門的・ハイレベルのものまで掌握できるインターネット情報は、今や必要不可欠で、欠くことのできないより重要な情報源であると考える。  しかし、そのインターネット情報を活用するためには、言うまでもなく相応の知識や能力が必要になってくる。小生にとってのハードルは、先ずはパソコンに習熟することから始め、次はヘルスリテラシーを身に付けることである。(双方とも相関関係にあるが)。  今まで価値観の優先順位や必要に迫られなかったことから中々取り組めなかったが、これを機会に着手し、信頼できる情報を正しく理解し、ナラティブを含めたソーシャルサポートの下に健康維持に努めていきたいと考える。

アミーノ 2011年6月20日14:25

仕事面においても個人面においてもインターネットは、なくてはならないツールになっています。そこから得られる情報量、スピード、利便性。 全てが素晴らしい効率と満足と達成感を与えてくれます。 ただ…。 情報が溢れている現在では、利便性向上と引き換えに「情報の単純化」「使用語彙の簡素化」が顕著になってきていると思います。 万人に分かりやすい事は大切な事ですが「○○は△△に効く!!」「□□の言う事は間違いない!!」などという単純なロジックからの判断では、多くの人に不安と混乱を招きかねません。 確かに、いかにインパクトを与えて多くの人に印象付けるか!興味をもってもらうか!ということは何かを学ぶ上で大切な第一歩です。 「猜疑心」を持って判断する必要まではなくとも「利用者の責任」として、「正しい情報を吟味する」という行動はこれから重要になってきますね。 また、それが健康につながることならなおさらです。 最近では医学の分野でも一般向けにわかりやすく解説されている書籍やHPを多く目にする事も多くなりました。疾患において、セミプロとなっている患者様やご家族も少なくありません。 そんな中このHPで紹介されている「信頼できるサイト」「信頼できる人」に出会えるかどうかがQOLの向上につながると思います。 正しい知識 最新の情報 共通の価値観を持った仲間。そんな人達の繋がりを手助けをするツールの1つにICTが確立されていくと素敵な社会になると私は思います。 とても良い勉強になりました!

リエリエ 2011年6月20日22:29

SNSにおけるコミュニティは私も活用しています。健康相談を多く見かけますが、エビデンスのない返事を見かけることもあります。また、最終的には「医者に相談してみてください。」と締めくくられていることが多いようにも感じます。健康相談のスレッドなどは信憑性が低いものも多くあるのではないでしょうか。しかしながらナラティブを得るにはとても有効だと感じました。体験記は本で集めるよりもSNSやブログを活用すると手軽に自分の状況に近いものを集められるような気がします。どのような場合でも、インターネットを利用して情報を集めるには、ヘルスリテラシーを身につけていることが前提になることがわかりました。

りんご 2013年3月29日16:41

私は特に何の不自由もなく、パソコンやスマートフォンを利用し、サイトから情報を得ている。わからないことや知りたいことがあればこれらの機器を使いすぐに調べることができ、とても便利だと思っていた。しかしアクセシビリティとユーザビリティという言葉を知り、情報のシェアには偏りがあることに気付かされた。はたして求める人すべてに平等に情報が行きわたるかと考えると、そうではないだろう。偏りなく誰もが情報交換を行える社会になるように、ネットだけでなく、人対人のコミュニケーションでも積極的に情報を発信し交換していかなければいけないのだと思った。

rurur 2013年4月14日12:24

「インターネットを使っている人のほうが健康になる?」とはどういうことだろう、と興味を惹かれました。 病気や怪我になったとして、見ず知らずの人からでも同じ境遇の人や経験者からのアドバイスを貰えるのはネットならではですね。知り合いが誰も理解してくれないつらさを理解してくれる人がいる、と知れるだけでも励みになりそうです。こういった患者間のコミュニケーションで健康に向けて努力できるというネットの側面は気づかなかったです。 もうひとつ、ネットの利点といえば難しい本を読まずとも、すぐに情報が手に入ること。とはいえ、商品に誘導するために都合のいい情報だけを提示したサイトや、専門家なのか疑わしい人が回答しているQ&Aサイトなど、鵜呑みにしてはいけないものが多く蔓延っているのも事実。ある程度の知識がある患者となって、医師から適切な診断をしてもらうためには、まず賢いネットユーザーにならなければいけないのだと感じました。ネットから情報を得る際には誰がどんな目的で書いているのか気にしてみようと思います。 ヘルスリテラシーを身につけて、インターネットとも上手く付き合い、健康な生活を送りたいです。

OC 2013年7月18日10:33

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